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いながわ名所八景-歴史街道

目次

佐保姫伝説に出合う歴史街道

佐保姫伝説(さほひめでんせつ)
明智光秀の娘、佐保姫と波多野秀治の息子である貞行との悲恋物語。
今でも道の駅いながわの南側の地名は「佐保姫」、身を投じたとされるあたりは「姫ヶ渕」と呼ばれています。

みどころ①佐保姫伝説

今から約400年前の戦国時代、木津三蔵山城には「佐保姫」という、明智光秀の娘が預けられていました。
その佐保姫と篠山の八上城城主波多野秀治の息子貞行は恋に落ち、結婚の約束をしていましたが、光秀の主君織田信長は光秀に八上城を攻めるように命令し、八上城を落城させました。

貞行は辛くも城を逃れましたが、姫とは泣く泣く別れ、いずこともなく消えていきました。

その後、姫の住む城も落城し、姫は目の前を流れる猪名川に身を投じ、白い蛇に化身しました。

そこからここの地名は「佐保姫」、姫が身を投じたとされるあたりは「姫ヶ渕」と呼ばれています。

歴史街道散策路まち歩きマップ

みどころ②いながわ彫刻の道

歴史街道の一部、日生中央から猪名川町役場までと銀山には、様々な形の彫刻で飾られた「いながわ彫刻の道」があります。

田園の緑を背景に、あるいは整備された家並みに点在するユーモラスな表情の羅漢像や、ユニークな裸像が、それぞれ猪名川町の四季を映し出し、魅力的な風景を創り出しています。松尾台地区には車止めや道標の役割を演じてくれる石像もあり、百数十体の彫刻がそれぞれの表情で行き交う人を眺めているようです。 ぜひご覧ください。

いながわ彫刻の道パンフレット

みどころ③道の駅いながわ

歴史街道の道中には、道の駅いながわがあります。

ここでは地元の新鮮いながわ野菜の直売や猪名川町の特産品・名物品の販売がされています。

レストランでは香りが良く、風味豊かな猪名川町産のそば粉を使用し、つなぎを使わずに打ち上げた十割そばを味わうことや、そば打ち体験をすることができます。

みどころ④猪名川の木喰仏

江戸時代後期の遊行僧、木喰明満上人(もくじきみょうまんしょうにん)が彫り遺した仏像のことで、通称「木喰さん」と呼ばれています。

木喰明満上人が90歳のときに猪名川町を訪れ、3ヶ月間の滞在中に33軀の仏像を造りました。

いずれも親しみやすい微笑みを浮かべていることから「微笑仏」とも呼ばれています。

この木喰仏の一部が、歴史街道の道中の東光寺・天乳寺に遺されています。木喰仏コースを見学されたい場合は猪名川町観光ボランティアガイドがご案内します。お申込みは猪名川町企画総務部 企画政策課(072-766-8707)まで。


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