大野山の麓にある 大野山麓窯さんの登り窯を見学してきました‼
猪名川町特産品に認定されている大野山麓窯さんの作品。
今回は、大野山の麓にある登り窯で年に1回行われる貴重な火入れや窯出しを見学してきました。
大野山の麓、柏原にある「登り窯」は約20年ほど前に大野山麓窯の大松さんとその生徒さんによって手作りにてつくられたもの。
窯焼きで膨張を繰り返し、耐火煉瓦も退化していくので修繕をしながら大事に大事に使われています。
窯で使用する薪は、地元柏原の方に作ってもらっているそうです。
主には信楽の土を利用していて、釉薬がかかってる器、焼き締めの器など、窯出しするときまで出る色味がわからないのも楽しみのひとつ。
火入れや、窯出しにはたくさんの生徒さんもお手伝いに来られていました。
火入れをして3日間は24時間体制で、交代しながら温度が下がらないよう管理されます。
じっくり時間をかけた窯の中の温度は最高1220度!窯の廻りは想像を超える暑さです。大変!
でも、おしゃべりをしたり、歌ったり、演奏したり…みなさん焼き上がるまでの時間も楽しんで過ごしていらっしゃいました。
火を消してから一週間、窯の中の温度が下がるのを待ってようやく窯出し。
大松さんも生徒さんもドキドキワクワクの瞬間です!
火が消えて一週間もたつのに、窯のなかはじんわりあったかい空気。
ひとつずつ丁寧に作品を取り出されたます。
大きなものから、小さなものまで…さまざまな色味の陶器が。
青色がきれい★
ガラスを乗せて焼くとこんな感じに。(奥の水色の器です!)
小鳥もいます。かわいい。
作品を作って、乾かして、時間をかけて登り窯で焼き上げる。
そんな大野山麓窯さんのステキな作品は、道の駅いながわにて販売中です!
大野山麓窯さんでは、尼崎の工房で陶芸教室もされていますのでぜひチェックしてみてくださいね♪
※詳しくはこちらを→ https://inagawa-kanko.com/play/ohyasan-kiln/